埼玉県所沢市 牛沼小学校のランチルームの壁面に飾る絵を描きました。
ランチルームとは、給食の時に約80名の児童が毎日交代で食事をする
スペシャルなお部屋です。(贅沢だなぁ・・・)
このランチルームの壁面に是非、僕の絵を飾りたいと、
息子の担任の先生と校長先生から依頼を受け、制作する事になりました。
依頼されたのは去年の夏でしたが、新番組の仕事が忙しかったり、
仕事の合間にコツコツ描いてたので1年もかかってしまいました・・・。

この作品は『食育』がテーマです。
扉を開けると、しっぽが生えたちっこい子どもたちが
一生懸命に何か料理をつくってます。何つくってんだろ?
作品タイトルはあえてつけませんでした。
子どもたちが好き勝手にいろいろ名付けて呼んでくれればいいと思って。

この作品、とにかくデカくて大変でした・・・
全てリキテックスとガッシュによる手描きです。
常に筆を3本を素早く持ちかえて、グラデーションをつけながらチマチマ塗るので、
描いても描いても終わらない・・・
おまけにすごく重い!両扉にタイルを貼ってるので、見た目以上に重たいです。
はじめは壁にワイヤーで吊るすつもりでしたが、重すぎたので脚をつけました。
扉は木をコツコツと削って、木工パテで補修しながら地道に制作。
扉を開ける時と閉める時、チリ〜ン♪とベルが鳴ります。
タイル画は調達を含め、すごく時間がかかりましたが、
ホントに楽しかったです!仕事部屋にも貼りたくなりました。

まあ、1年かかってやっと完成したわけですが、
実はまだ完成ではありません・・・
この絵がセンターで、あと両サイドに1枚ずつ絵を飾る予定です。
3セットで完結の予定です。
この絵の半分以下の大きさになりますが、
同様に手描きなので完成はいつの事になるやら・・・

この絵は金額的には仕事として全く成立してませんが、
絵描きとして、これほど嬉しい仕事はないと思ってます。
息子と娘の母校にこんな大きな自分の絵を飾れるなんて、
本当に夢のようです。(実は妻の母校でもあるし)
僕にとっては、世界一有名なギャラリーに飾れる事よりも
ずっとずっと幸せな事だと思ってます。
あと、この絵を引き受けた理由のもうひとつは、
自分が人生の折り返し地点に来た時、
集大成とよべる大きな作品を描ておきたい・・・と、
昔からずっと思ってたから。やっとそれが描けた・・・
この絵は僕にとって、そんな特別な絵でもあります。

この絵を寄贈後、日々先生と子どもたち、お母さんたちから嬉しいお言葉を
いっぱいいただいてて、その声が僕の制作意欲の原動力になっています。
本当に絵描きをやっててよかったなあ・・・

残りの絵、息子が卒業するまでに描かなきゃ・・・。
お楽しみはまだまだ続きます!







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